日本国内ではiOSのシェアの高さが注目されがちですが、世界的にはAndroidシェアの方が非常に大きいため(Androidの世界シェアが70%を超えるというデータもあります)、グローバル展開を視野に入れたようなアプリではAndroid開発の重要性が増しています。また、日本でもサービスがある程度の規模であれば、Androidアプリもリリースするのが一般的であるため、Androidエンジニアのニーズもあります。
今回は、Android Java / Kotlinのフリーランス案件・お仕事について、役立ち情報をお伝えします。
この記事はフリーランスエンジニア向けのお仕事・案件紹介サービス「APPSTARSフリーランス」がお届けしています。
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Androidの基本情報
Android(アンドロイド)は米Googleが開発したモバイルOSで、20億人を超える月間アクティブユーザーがいると言われており、世界で最も人気のあるモバイルOSです。日本国内におけるAndroidシェアは、約30%でiOSの方が人気が高いですが、ある程度の規模があるサービスであればAndroidアプリもリリースするのが一般的です。
また、2013年にAndroidの新しい開発環境であるAndroidStudioが登場するまでは、オープンソースのEclipseが使用されていましたが、AndroidStudioは軽くて安定していると評判なため、AndroidStudioを使用するのが一般的になってきています。
Androidアプリの開発公式言語として、Java(Android Java)とKotlin(コトリン)があります。
Android JavaはJava言語そのものですが、Androidは通常のJavaとは実行環境が異なるため、記述される内容も通常のJavaと異なります。そのため、ネイティブアプリ用のJavaのことをAndroid Javaと区別することがあります。
Kotlinは、JetBrainsが2011年に発表したプログラミング言語で、Google I/O 2017において、GoogleがKotlinをAndroidアプリ開発のプログラミング言語として追加することを発表しました。
Kotlinの特徴・メリット
Kotlinの特徴として、Android開発で主流となっているJavaとの連携がスムーズであることが挙げられます。KotlinはJava VM上でも動作し、Javaのコードを簡単にKotlinのコードに置き換えることができるなど、Javaで構築してきたことが無駄にならないように配慮されています。
また、KotlinはJavaに比べて書きやすくエラーを回避しやすいと言われており、GoogleがGoogle I/O 2017でKotlinをAndroidアプリ開発の公式プログラミング言語として追加することを発表したことを追い風にして、Android開発のメイン言語がJavaからKotlinへとシフトしていっています。そのため、今後、KotlinはAndroidエンジニアにとって必須スキルになるだろうと予測されています。
Android Java / Kotlin開発案件の市場ニーズ
Androidアプリは一定規模以上のサービスではリリースされ、日々数多くのアプリがリリースされているため、フリーランスAndroidエンジニアの市場ニーズは高い状況です。
また、Kotlinで開発されている有名アプリとして、グルメ情報アプリのRetty(レッティ)、女性向けQ&Aアプリのママリ、恋愛・婚活マッチングアプリのPairs(ペアーズ)などが挙げられます。
iOSエンジニアなどにも共通することですが、デザイン画面や動きなどを簡単にすり合わせをすれば、進捗や仕様を報告しながら開発を自走できるようなアプリエンジニアのニーズが特に高くなっています。
Android Java / Kotlinフリーランスエンジニアの仕事・求人トレンド情報
Androidアプリの開発言語として、Javaを使用している企業は依然として高く、フリーランス案件も多い状況です。一方、スタートアップやベンチャー企業を中心にして、KotlinをAndroid開発言語として使用している企業も増えおり、Kotlinのフリーランス案件・お仕事も増加傾向です。
また、フリーランスのAndroidエンジニア案件において、週3日や週4日のお仕事や求人も比較的増えてきているので、そのような働き方をしたいフリーランスエンジニアの方へオススメです。
Android Java / Kotlinフリーランス仕事・案件の報酬単価の相場
Android JavaまたはKotlinでの開発経験が3年以上あるフリーランスエンジニアの1ヶ月あたりの報酬単価としては、税別 60〜70万円(週5日の稼働をした場合を想定)が相場と言えるでしょう。
また、開発リーダーやリードエンジニアの経験を持つエンジニアの方であれば、さらに5〜10万円ほど上乗せした報酬を稼ぐことも可能です。
詳細の単価相場について、Android開発経験年数と他のプログラミング言語経験年数との相対表を以下に示します(週5日稼働した場合の報酬単価)。
他社エージェントからAPPSTARSフリーランスに切り替えて、年収が180万円アップした方もいらっしゃいますので、お気軽にご相談ください。
具体的なAndroid Java / Kotlinフリーランス仕事・案件(一例)
APPSTARSフリーランスがご紹介しているAndroid Java / Kotlinの案件・お仕事の一例を挙げます。
APPSTARSフリーランスのAndroid Javaエンジニア案件・お仕事の一覧はコチラ
APPSTARSフリーランスのKotlin案件・お仕事の一覧はコチラ
Androidエンジニア|Androidアプリの新規&機能開発
Kotlinエンジニア仕事|動画SNSアプリ開発(〜80万円/人月)
Androidエンジニア|クリエイターとの交流SNS開発(〜90万円/人月)
Androidエンジニア(渋谷)ゲームメディアアプリの新規開発(〜80万円/人月)
Android仕事 | ヘルスケア系ライブ動画配信の開発(〜70万円/人月)
Androidエンジニア仕事|マッチングアプリ(〜90万円/人月)
Android Java / Kotlinの仕事・求人を獲得する方法
フリーランスのAndroid JavaやKotlinのお仕事・求人を獲得するためには、やはりAndroidアプリの開発経験が必要になってきます。
ただし、企業での実務経験がなくても、ご自身でAndroidアプリを開発・リリースした経験があれば、案件獲得できる可能性が高まりますので、職務経歴書やスキルシートにGoogle PlayなどのURLを記載しておくことをオススメします。
Androidのより高単価案件・仕事を獲得するための必要スキル・経験
Androidのフリーランス案件・仕事でより高単価のものを獲得するために必要なスキルや経験をご紹介します。
①開発マネジメントやレビュー経験
Android案件求人に限らず、開発マネジメントやソースコードレビューの経験は、通常、プログラミングスキルや信頼感を持っている方が任されることが多いと考えられていることから、そのような経験を持ったフリーランスエンジニアの方は、報酬単価が相場よりも5〜10万円上がることもあります。
そのため、もしそのような経験を持っている方は積極的にアピールしましょう。
②要件定義や基本設計などの設計スキル
①の開発マネジメント・レビュー経験に少し似ていますが、要件定義や基本設計などのビジネス観点からサービスやプロダクトのことを理解して、技術要件や仕様に落とし込めるエンジニアの方は、一般的にエンジニアスキルも高いと見られたり、希少性も高く、報酬単価も高くなる傾向があります。
③デザインスキル
ネイティブアプリエンジニアの場合、エンドユーザーが触れる画面部分の実装が多く、UIデザインなどに配慮した設計、プログラミングを求められることがあります。また、デザイナーが画面デザインを担当している場合でも、デザイナーの意図を汲み取って実装したり、画面動作の提案をしたり、日頃からアプリのUIデザインなどの感度も高めておく必要があります。
デザインスキルを高めておくことで、他の開発メンバーも仕事のやりやすさを感じてくれ、高単価案件の獲得につながります。
④類似業界・サービス分野の経験(AI、IoT、SNS、ライブ動画配信など)
フリーランスエンジニアの方が経験したことのある業界やサービスと類似した案件求人であれば、より即戦力としてお仕事できると考えられます。そのため、案件を獲得しやすくなるだけでなく、類似技術などを使った経験があると、高報酬を実現しやすくなります。
自分のスキルや経験で、どのくらいの報酬単価が相場なのか分からないという方はAPPSTARSフリーランスにお問い合わせください。APPSTARSフリーランスに登録後、簡単な質問に答えるだけで、非公開案件も含めてフリーランスの方にマッチする案件をすぐにメールでご連絡させて頂きます。
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APPSTARSフリーランスは、フリーランスエンジニアやWEBデザイナーへ案件・お仕事をご紹介する、フリーランスの専門エージェントサービスです。これまでフリーランス案件・お仕事に特化して、数多くのマッチングお手伝いさせていただいており、多くのフリーランスエンジニア・WEBデザイナーの方達にご利用頂いています。
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Android Java / Kotlinフリーランス仕事・案件情報まとめ
Androidエンジニアはスタートアップ・ベンチャー企業から大手企業まで依然としてニーズが高い状況が続いています。最近ではAndroidの開発言語としてKotlinを採用する案件も増えてきており、今後もフリーランスAndroidエンジニアとしてお仕事を獲得していきたい方はKotlinのスキル習得もしておいた方が良さそうです。お仕事の内容は、週3日や週4日案件も比較的多いため、自由な働き方をしたいエンジニアの方にオススメのポジションです。
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執筆・編集:岡田 崇嗣