大ヒットのスマホゲーム「ポケモンGO」をはじめ、ゲームやエンターテイメント業界でARやVRの技術が話題を呼んでいます。 フリーランスエンジニアの方でも、ARやVRの技術を使ったサービスやプロダクト開発の案件求人を探す方が増加してきています。
今回は、エンジニアの方にも人気のAR・VR技術を取り入れたサービス・プロダクト開発しているIT系ベンチャー企業をご紹介します。（ご紹介する企業はフリーランスエンジニアの方と業務委託契約をしている企業であるとは限りませんので、ご注意ください。）
この記事はフリーランスエンジニア向けのお仕事・案件紹介サービス「APPSTARSフリーランス」がお届けしています。
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AR・VRとは
ARとは、Augmented Realityの略で、通常は拡張現実と訳されます。ARは、現実の風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、現実世界を仮想的に拡張するという技術です。
前述した通り、人気ゲームアプリのポケモンGOのヒットにより、ARという言葉が浸透してきました。
一方、VRとは、Virtual Realityの略で、一般的に仮想現実と訳されます。VRは、VRヘッドマウントディスプレイやVRゴーグルなどを使用して、360度の視界、音、触感などによって、自身があたかもその空間に存在するかのような感覚を与える技術を指すと言われています。
応用分野としては、ゲームやエンターテイメントだけでなく、医療、教育・トレーニング、建築や自動車などの設計分野にも展開していけると期待されています。
AR・VR関連スキルを持つフリーランスエンジニアの市場ニーズ
現在、日本国内でAR・VRを使ったアプリの場合はゲーム案件が多くなっています。そして、そういう案件求人で求められるスキルとしては、主にUnity / C#が挙げられます。
スマホゲーム案件などでUnity / C#を活用した開発経験があれば、AR・VR技術を使った開発経験がなくても案件獲得できる可能性は十分あります。そのため、Unity / C#を使った開発スキルが高ければ、AR/VR案件でも高単価の条件になることもあります。
ナーブ株式会社
ナーブは、不動産、観光、ブライダル、教育など、様々な事業分野で利⽤可能な企業向けVRコンテンツ配信プラットフォーム「ナーブ・クラウド」を開発しています。不動産業務支援サービスであるVR内見をはじめ、2018年9月末時点でナーブのVRソリューションを導入する店舗は全国5000店舗以上にのぼると言われています。また2018年10月に資金調達を実施しており、資金調達総額は13.3億円になっています。
エリア：東京・日本橋・大手町
設立年：2015年
社員数：20人（2018/11/20時点のWantedly掲載数）
代表アプリ・サービス：不動産業務支援サービス「VR内見」、旅行・観光の疑似体験サービス「VRトラベル」
LIFE STYLE株式会社（ライフスタイル）
ライフスタイル社は、VR制作ツール「Flic360Make」の提供だけでなく、360°VRや3DVRコンテンツ撮影制作の受託も行なっている企業です。2016年、2017年と2年連続でベストベンチャー100に選出されている注目のVR企業です。
エリア：渋谷・原宿・代官山
設立年：2014年
社員数：15人（2018/11/20時点のWantedly掲載数）
代表アプリ・サービス：VRコンテンツ制作アプリ「Flic360Make」
クラスター株式会社
クラスターは、VRイベントプラットフォーム「cluster」を提供しており、2018年9月に総額約4億円の資金調達を実施しています。VTuber（バーチャルYouTuber）も注目されてきており、今後の動向が気になる1社です。
エリア：五反田・大崎
設立年：2015年
社員数：15人（2018/11/20時点のWantedly掲載数）
代表アプリ・サービス：バーチャルイベントプラットフォーム「cluster」
株式会社ダズル
ダズルは、VRプロダクト向け分析ツールの開発運用、ゲーム開発、受託開発まで幅広く手がけられている企業です。CEOの山田泰央さんは、10代からフリーランスエンジニアとして起業し、24歳の時にダズルを立ち上げており、エンジニア領域も理解できる若き経営者です。
エリア：新宿・代々木・大久保
設立年：2011年
社員数：60人（2018/11/20時点のWantedly掲載数）
代表アプリ・サービス：VRプロダクト向け分析ツール「AccessiVR（アクセシブル）」、VRゲーム「OneManVurgeR」
株式会社ジョリーグッド
ジョリーグッドは、VRを活用したビジネスソリューション提案からVRコンテンツ解析とユーザー行動解析を行う人工知能「VRCHEL（ヴァーチェル）」の開発運営などを行なっている企業です。2017年11月に総額約4億円の資金調達を行なっており、今後よりサービスの拡大が期待されます。
エリア：東京・日本橋・大手町
設立年：2014年
社員数：25人（2018/11/20時点のWantedly掲載数）
代表アプリ・サービス：VRコンテンツ解析とユーザー行動解析を行う人工知能「VRCHEL（ヴァーチェル）」
株式会社meleap（メリープ）
メリープは、ヘッドマウントディスプレイとアームセンサーを装着し、AR技術を活用したテクノスポーツ「HADO（ハドー）」を開発運営している企業です。各メディアに取り上げられたり、2016年から世界大会｢HADO WORLD CUP｣も開催されるなど、注目を集めているAR系ベンチャー企業です。2017年に総額3億円の資金調達を行なったと発表されています。
エリア：六本木・麻布・赤坂
設立年：2014年
社員数：30人（2018/11/20時点のWantedly掲載数）
代表アプリ・サービス：AR技術とモーションセンシング技術を用いたテクノスポーツ｢HADO（ハドー）｣
株式会社プレミアムアーツ
プレミアムアーツは、ARやVRコンテンツの企画から運営まで受託開発を行なっている企業です。UE4、Unityに対応し、リアルタイムCGと実写カメラ映像とをリアルタイムで同期させ、AR合成を行うLiveARの自社開発も行なっています。
エリア：六本木・麻布・赤坂
設立年：2015年
社員数：15人（2018/11/20時点のWantedly掲載数）
代表アプリ・サービス：リアルタイム拡張現実システム「LiveAR」
Activ8株式会社（アクティベート）
日本国内のVTuber（バーチャルYouTuber）の中で人気No.1のキズナアイなどのバーチャルタレントをプロデュース、企画、運営をしている企業です。2018年にMakers Fund、株式会社gumiを引受先とした約6億円の第三者割当増資を行なっています。
エリア：六本木・麻布・赤坂
設立年：2016年
社員数：54人（2018/11/20時点のWantedly掲載数）
株式会社DUO（デュオ）
DUO（デュオ）は、人気VTuber（バーチャルYouTuber）であるミライアカリのYouTubeチャンネルの運営やVRコンテンツ制作を行なっています。VR事業以外にもパチスロなどのエンタメ系事業も運営しています。
エリア：渋谷・原宿・代官山
設立年：2015年
社員数：100人（2018/11/20時点のWantedly掲載数）
InstaVR株式会社
InstaVRは、世界140ヶ国、30,000社に採用されるVR作成・配信・分析プラットフォーム「InstaVR」を運営するベンチャー企業です。スタンフォード大学、Expedia、セールスフォース、電通など様々な業界で利用されているそうです。
エリア：六本木・麻布・赤坂
設立年：2015年
社員数：17人（2018/11/20時点のWantedly掲載数）
ITフリーランスエンジニア向けAR・VR案件求人
APPSTARSフリーランスサイトに掲載されているフリーランスエンジニア向けのAR/VR案件・お仕事の一部をご紹介します。
Unityエンジニア｜AR・VR関連アプリ開発（〜80万円/月）
Unity / C#エンジニア｜VR開発ベンチャー（〜75万円/月）
ゲーム開発エンジニア ｜MRコンテンツの制作（〜70万円/月）
Unity / C#仕事｜VR配信アプリ開発（〜70万円/月）
Unityエンジニア | 3D/VR/ARコンテンツ制作（〜70万円/月）
Unityエンジニア | 3D/VRコンテンツ制作（〜70万円/月）
上記以外にも非公開案件など多数ありますので、ご興味がある方はお気軽にご登録ください。ご希望にマッチした案件をメールでお伝えさせて頂くことも可能です。
まとめ
メディアなどでもAR・VR技術を活用したサービスやプロダクトが多く紹介され、世の中にも浸透してきていますが、今後ますます注目を集める技術の１つと考えられます。
ARやVRはこれまでにはなかったような体験を生み出すことができるため、世の中をワクワクさせたいようなエンジニアの方にとっても魅力的に映るのかもしれません。
APPSTARSフリーランスでは、AR・VRの案件・お仕事をお探しのフリーランスエンジニアの方にマッチする案件・お仕事をご紹介できますので、お気軽にご相談ください。
執筆・編集：岡田 崇嗣
