golangフリーランスエンジニアの報酬単価の相場

フリーランスエンジニアの方が正社員よりも年収を稼げるからフリーランスになったという方は大変多いです。しかし、自身の報酬単価・年収が市場相場と比較した時にどの程度の位置にいるのか、ご存知のフリーランスの方は意外と少なかったりします。

今回は、APPSTARSフリーランスの数千件の求人情報と案件マッチング実績をもとに、Go言語フリーランスエンジニアの報酬単価相場をご紹介します。

Go言語フリーランスエンジニア仕事・案件の役立ち情報も合わせてご覧ください。

この記事はフリーランスエンジニア・WEBデザイナー向けの案件・求人紹介サービス「APPSTARSフリーランス」がお届けしています。

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golangとは

golangとは、グーグル社で開発されて、2009年にリリースされたオープンソースのプログラミング言語です。

呼び方は、「golang(ゴーラング)」以外に「Go言語」や「Go(ゴー)」と呼んだりします。

golangの特徴・メリットとしては、以下のような点が挙げられます。

・処理が高速(コンパイルがスピーディーかつクロスコンパイルも可能)

・記述がシンプル(表記が揺れにくく、エンジニア初心者でも比較的習得しやすい)

・標準パッケージやプラグインが充実(他のライブラリに頼らずに開発が可能)

・並行 / 並列処理が言語レベルで可能

 

golangを採用しているWEB・スマホアプリサービス

以下にgolangを採用している日本国内のWEB・スマホアプリサービスの一例をご紹介します。

・メルカリ:国内最大のCtoCフリマアプリ

・グノシー:情報キュレーションサービス

・スタンバイ:ビズリーチが運営する求人検索サイト

・クックパッド:料理レシピサイト

・Wantedly People:無料名刺管理アプリ

・AWA(アワ):音楽ストリーミングサービス

・Pairs(ペアーズ):恋愛・婚活マッチングアプリ

・Schoo(スクー):学べる生放送コミュニケーションサービス

 

golangフリーランスエンジニアの市場ニーズ

golangは、グーグルが開発したプログラミング言語ということもあり、日本国内の企業でも注目を集めています。

業界としては、WEBサービス、スマホアプリ、ゲーム業界・分野に採用されることが多く、golangの開発経験を持つフリーランスエンジニアのニーズも高まってきています。

比較的新しい言語で経験者も少ないことから、golangエンジニアの希少性が高く、報酬単価も高くなる傾向があります。また、週3日、週4日など、比較的自由な働き方を受け入れてくれやすかったりします。

案件求人の特徴としては、規模の大きいシステムの開発プロジェクトが多い状況です。

 

golangフリーランスエンジニアの経験年数と報酬単価相場

上記にPHPフリーランスエンジニアの経験年数と報酬単価相場(税別)の表を示しました。

記載している金額は、週5日稼働した時の1ヶ月あたりの報酬ですので、週4日稼働の場合は0.8倍、週3日稼働の場合は0.6倍、週2日稼働の場合は0.4倍した金額が報酬になります。

注意したいポイントとしては、golangの経験年数自体は一緒でも、他のプログラミング言語の経験年数、つまりIT/WEB業界の経験年数によって、報酬単価の相場も変わってくる可能性があります。例えば、Javaの経験やスキルがしっかりしていると判断されれば、golangの経験が1年程度であっても、golang経験が2〜3年あるエンジニアの方と一緒の報酬単価になるケースもあります。

また、あくまで相場ですので、開発リーダーや案件特有の経験などを持っている場合は、この範囲を超えている方もいらっしゃいます。 上記の報酬単価の相場一覧をグラフ化したものも示しておきます。

 

golangの高単価案件・仕事を獲得するための必要スキル

golangの案件・仕事でより高単価のものを獲得するために必要なスキルや経験をご紹介します。

①開発マネジメントやレビュー経験

開発マネジメントやソースコードレビュー経験は、通常プログラミングスキルや信頼感を持っている方が任されることが多いため、そのような経験を持ったフリーランスエンジニアの方は、報酬単価が相場よりも5〜10万円UPすることがあります。そのため、もしそのようなご経験があれば、積極的にPRしましょう。

 

②要件定義や基本設計などの設計スキル

①の開発マネジメント・レビュー経験に少し似ていますが、要件定義や基本設計などのビジネス観点からサービスやプロダクトのことを理解して、技術要件や仕様に落とし込めるエンジニアの方は、一般的にエンジニアスキルも高いと見られたり、希少性も高く、報酬単価も高くなる傾向があります。

 

③大規模システム開発の経験

上述した通り、golangの案件・お仕事は比較的規模の大きいシステムの開発プロジェクトが多くなっています。

そのため、大規模システム開発における負荷調査やパフォーマンスチューニングの経験をアピールすることで、golang未経験者でも案件獲得できたり、高単価でのお仕事依頼を受けやすくなります。

また、規模の大きいシステム開発を行うクライアント企業(求人側)は予算規模も安定しているため、そのような案件・お仕事は単価も高いものが多くなる傾向があります。

 

④業界・サービス分野の経験(AI、IoT、SNS、ライブ動画配信など)

フリーランスエンジニアの方が経験したことのある業界やサービスと類似した案件求人であれば、より即戦力としてお仕事できると考えられるため、案件を獲得しやすくなるだけでなく、高報酬を実現しやすくなります。

 

⑤フレームワークを使った開発経験

最近はフレームワークを使った開発案件も増えてきており、フリーランスエンジニアの方でもgolangのフレームワークを使った開発経験を持っていた方が、案件求人を獲得しやすくなるだけでなく、高単価報酬を得るためにも有利に働くことが多いです。

golangのフレームワークとしては、「Revel」「Beego」「Gin」「Goji」「Iris」「Echo」「Gorilla」「Martini」などがあります。

 

golangの高単価案件情報

フリーランスエンジニア向けのgolangの高単価案件情報は、以下にまとまっていますので、ご参考ください。

golangの高単価案件・仕事情報まとめ

 

まとめ

golangフリーランスエンジニアの市場ニーズから報酬単価の相場、golangの高単価案件を獲得するための必要スキルや経験をまとめさせて頂きました。

golangは、WEBサービス、スマホアプリ、ゲーム業界に採用されることが多く、またお仕事内容の特徴としては、大規模システムの開発プロジェクトが多くなっています。

まだgolangエンジニアの希少性は高く、未経験者でも他の技術スキル次第では案件獲得できる可能性があります。そして、働き方も週3日、週4日など、比較的自由な稼働ができたり、報酬単価も高い案件が多い状況です。

APPSTARS(アップスターズ)フリーランスでは、golangのフリーランスエンジニア案件・お仕事も多数ご紹介可能ですので、お気軽にご登録ください。

 

 

執筆・編集:岡田 崇嗣