フリーランスエンジニアの方に正社員からフリーランスに転身した理由を聞くと、「週3日やリモートワークなど自由な働き方をするため」「高単価・高年収を得るため」といった回答が大変多くなっています。
しかし、フルリモートワーク(在宅作業)で安定して高単価の案件を獲得し続けるフリーランスエンジニアの方は、増えてきたものの、まだ多くないのが現状かと思います。
今回は、APPSTARSフリーランスで高単価のフルリモートワーク案件求人に参画し続けているRuby on Railsエンジニアの方に聞いた、リモートワーク案件を続けるコツや方法をご紹介していきます。
この記事はフリーランスエンジニア・WEBデザイナー向けの案件・求人紹介サービス「APPSTARSフリーランス」がお届けしています。
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APPSTARSフリーランスに切り替えて、週3日案件やフルリモートワークの案件を獲得した方も多数いらっしゃいます。
Rubyとは
Rubyとは、1997年から島根県松江市に在住している「まつもとゆきひろ」さん(通称:Matz)によって開発されたオブジェクト指向スクリプト言語です。その他のRubyの特徴として、「汎用性が高い」「自由度が高い」「記述量が少ない」などが良く挙げられます。
また、オープンソースのWebアプリケーションフレームワークであるRuby on Railsの存在が、Ruby言語を人気言語として押し上げている理由の一つでしょう。
Ruby on Railsの特徴としては、「MVCモデルというアーキテクチャに基づいて設計されている」「同じソースコードを繰り返し記述するのを避け、短く効率の良いコードを生成する」「テストを自動化する仕組みを持っている」「データベースを直感的に操作できる機能がある」という点が良く挙げられます。そのため、効率良く、開発スピードを上げられる優秀なフレームワークとして、スタートアップやベンチャー企業を中心に採用されています。
Ruby on Railsフリーランス仕事・案件の役立ち情報も合わせてご覧ください。
Rubyにリモートワーク案件が多い理由
Ruby on Rails案件求人にリモートワークOKのものが多い理由として、大きく2つの理由があります。
①市場ニーズの高さ&Ruby on Railsエンジニアの希少性
近年、スマホアプリやWEBサービスのライフサイクルが早くなっていて、開発スピードもより重要視されています。上述したようにRuby on Railsでの開発は効率良く、開発スピードも早いと言われているため、Rubyの開発経験を持ったエンジニアの市場ニーズが高まっています。
一方、Ruby on Railsでの開発経験を持ったエンジニアが市場に出にくく、希少性が高い状況です。
そのため、求人企業側もリモートワークOKや週3日〜OKなど、フリーランスエンジニアの希望を極力受け入れる動きが始まっています。
②スタートアップやベンチャー企業を中心にRuby on Railsを採用する
IT系のスタートアップやベンチャー企業を中心にRuby on Railsが採用されており、そのような新しい体質の企業は、そもそもリモートワークや週3日といった自由な働き方に寛容な考えを持っていることが理由として挙げられます。
そのため、フリーランスエンジニアの方にとっても自由な働き方がしやすい状況です。
とは言え、リモートワークは企業側とフリーランスエンジニア側での信頼関係もより重要になり、案件を継続して続けていくためにはセルフコントロールも大切になってきます。
以下にRuby on Railsのフリーランスエンジニアとして、フルリモートワーク案件求人を継続し続けている方からのヒアリング情報をもとにして、大切にしていることをご紹介していきます。
1. 不明点などは積極的に聞く。ビデオチャットなどもフル活用する
一緒に仕事している相手の顔が見えにくく、意図も掴みにくいリモートワークだからこそ、不明点などは積極的にヒアリングするそうです。
また、テキストベースのチャットだけで済まさず、Zoomやappear.inなどのビデオチャットツールもフル活用して、相手が言っている意図を理解しようとしたり、意思疎通のスピードを上げるようにしているようです。
2. チャットのレスポンスは早く返す
リモートワークだとフリーランスエンジニアとのメインの連絡手段がチャットになります。そのチャットで連絡してもレスポンスがなかなか返ってこないと、作業状況も分かりにくく、他の開発メンバーも不安になってしまいます。
そのため、リモート作業に対する不安感を減らすために、極力チャットのレスポンスは早く返すように心がけているそうです。
3. タスクのスケジュールにコミットする
自分のタスクの仕様などをすり合わせして、スケジュールを見積もったら、そのスケジュール内でタスクを完了させることにコミットするそうです。スケジュールを守れないことが続くと、本当に作業をしているのか、クライアントに不信感を抱かせてしまうというのが理由として多かったです。
フリーランスエンジニアの方によっては、自宅で深夜まで在宅作業した、、、という経験を持つ方もいました。
4. 最新のRuby情報はキャッチアップする
特にリモートワーク案件に参画し続けているRuby on Railsのフリーランスエンジニアの方は、案件求人に参画するからには即戦力のプロフェッショナル人材であることを意識している方が多い印象です。
WEBサイトなどで最新のRuby情報をキャッチアップしたり、休日なども少しずつプログラミングなどをしてスキルを高められている話を良く聞きます。
5. 作業時間や休憩時間は極力同じ時間帯にする
こちらもリモートワークを実践されるフリーランスエンジニア特有の習慣に見えますが、作業時間やお昼休みの時間帯を極力、毎日同じにすることで、他の開発メンバーも「〇〇さんは、今、お昼休み中だから、しばらく後にレスポンスが返ってくるだろう」と安心感を感じやすくなるのが理由です。
また、自分の作業リズムもできて、集中しやすく、効率的にプログラミング作業ができたりするというメリットもあるそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 「リモートワーク(在宅作業)=楽できる」といったイメージを抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、リモートワーク案件求人を続けるためには、工夫や努力を怠らないことも重要になっています。
それでも、リモートワークすることで、通勤時間をなくすことができたり、満員電車通勤のストレスを軽減できたり、メリットも大きいですよね。
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執筆・編集:岡田 崇嗣