フリーランスエンジニア未経験者に便利な無料アプリ・サービス7選

正社員エンジニアからフリーランスエンジニアへ転身しようと考えている未経験者にとって、どのようなこと準備があるのか、実際になった後にどのような便利ツール(WEBサービスやスマホアプリ)があるのか気になりますよね?

今回は、実際にフリーランスエンジニアとして活動する際に必要な準備・やることを踏まえて、未経験者にとっても使いやすい便利アプリ・サービスをご紹介します。

この記事はフリーランスエンジニア向けのお仕事・案件紹介サービス「APPSTARSフリーランス」がお届けしています。

フリーエンジニアのお仕事・案件をお探しの方は下記からお気軽にご登録ください!Web・アプリ・ゲーム業界に精通したフリーランス専門のエージェントが、ご希望に合ったお仕事・案件マッチング、ご契約手続き、アフターフォローまでしっかりサポートさせて頂きます。

フリーランスエンジニアになるための準備・やること

まず、フリーランスエンジニアとして活動する前に必要な準備や実際に案件に入る時にやることを簡単に整理しておきます。

 

①フリーランス(個人事業主)の開業申請

開業申請とは、フリーランス(個人事業)として開業したことを税務署に申告するための手続きで、正式名称は「個人事業の開廃業届出」と言います。

フリーランスになると、案件の報酬に対して所得税などが課されますが、開業申請を行うことで、節税効果の高い青色申告で確定申告できるというメリットがあります。(開業申請後に「青色申告承認申請書」を提出する必要がありますので、ご注意ください。)

 

②業務委託の案件・お仕事探しと契約

フリーランスになったら、業務委託の案件・お仕事を探して契約します。

業務委託の案件を探す方法としては個人のネットワークを活用したり、自身で営業活動を行なう方法や、フリーランス専門のエージェントサービスを利用する方法があります。

個人の繋がりなどでクライアント企業とも信頼関係があれば、特にエージェントサービスを活用する必要はないと思いますが、活用するメリットとしては、案件・求人探しといった営業活動代行、クライアント企業との条件交渉、契約書や請求書の手続きなどの手間がかかる業務を代行してくれるため、フリーランスエンジニアとしての本業に専念できる点が挙げられます。

 

③タスク・稼働時間・スケジュールなどの管理

フリーランスエンジニアとしてお仕事を受けるようになると、正社員よりもアウトプットに対する評価が厳しくなることも多いため、生産性を意識したタスク管理などが必要になってきます。

また、業務委託契約では実際の稼働時間によって報酬・月収が上下する可能性もあるため、作業時間の管理も意識した方が良いでしょう。フリーランスの方によっては2つ以上の複数の案件に関わることもあるため、スケジュール管理も大事になってきます。

 

④請求書の作成

月の稼働が完了するとフリーランスからクライアント企業へ請求書を提出します。ほとんどの場合、月末に請求書を作成して、月初1〜2営業日以内にクライアント企業へ請求書を提出する流れになると思います。

請求書のフォーマット・雛形はあまり定まっていないケースが多いので、各自で使いやすいフォーマットで作成すれば良いでしょう。

ただ、請求書には最低限以下の項目を明記しておいた方が良い内容ですので、ご参考ください。

・日付

・クライアント企業の宛先

・ご自身のご住所、お名前、捺印

・請求内容(**スマホアプリのiOS開発業務支援、など)

・超過控除時間

・超過控除の場合の時間単価

・請求金額(税別、税込)

・振込先口座の情報

・支払い期日

 

⑤確定申告(青色申告 or 白色申告)

確定申告とは、所得税などの税金を支払うための手続きです。確定申告書などの必要書類を準備して、2月中旬から3月中旬の間に税務署に申告・納税します。

確定申告には「青色申告」と「白色申告」の2種類あります。青色申告は申告に関する手間はかかりますが、その代わり節税メリットが高いと言われています。一方、白色申告は青色申告よりも手間はかかりませんが、節税メリットも少なくなります。

上記のフリーランスエンジニアとしての準備・やるべきことを踏まえて、未経験者でも安心して使える便利アプリ・サービスをご紹介していきます。

 

1. 「開業freee(フリー)」フリーランス(個人事業主)の開業届けサービス

開業freeeは、日本国内のFinTech(フィンテック)ベンチャー企業として注目されているfreee株式会社が運営しているサービスで、簡単な質問に答えるだけでフリーランスの開業手続きを無料で行える優れもののサービスです。

このサービスを使えば、青色申告と白色申告それぞれの見込み納税額を簡単にシミュレーションしてくれたり、銀行キャッシュカードやクレジットカードとも連携することで日々の記帳の手間を省けるため、非常に便利です。

公式サイトはこちら

 

2. 「APPSTARS(アップスターズ)フリーランス」フリーランスエンジニアのための案件・お仕事紹介エージェント

このメディアを運営しているAPPSTARSフリーランスは、フリーエンジニアやWEBデザイナー向けの案件・お仕事マッチングサービスです。エンドクライアント直の案件にこだわっており、高単価・高年収を実現しています。

また、週3日・週4日、リモートワーク(在宅作業)などフリーランスの自由な働き方に合わせた案件紹介や、APPSTARSフリーランスの運営会社である株式会社モンスター・ラボと直接契約して受託開発案件に参画していただくエージェントレスの超高単価案件もご紹介させて頂きます。

フリーランス未経験者の方向けにも登録からご契約までの流れ、スキルシート(職務経歴書)の書き方、面談対策など丁寧にご説明させて頂きます。

 

 

3. 「Trello(トレロ)」タスク管理サービス

Trello(トレロ)とは、WEB画面上のホワイトボードに付箋(ふせん)を貼ったり、剥がしたりできるタスク管理ツールです。

付箋1枚ずつに、担当者、優先度、チェックリスト、期限、メモのログなどを記録・共有することができるため、個人のタスクだけでなく、WEB・アプリ開発プロジェクトの進行管理ツールとしても利用できます。UIデザインも直感的に分かりやすく、すぐに使いこなすことができるのも良い点です。

例えば、「未着手」「作業中」「確認待ち」「差し戻し」「クローズ」といったステータスごとにカテゴリを分けて整理すると、タスク管理しやすくなります。

公式サイトはこちら

 

4. 「Toggl(トグル)」作業時間管理サービス

Toggl(トグル)は、作業時間をプロジェクト、クライアント、タグごとなどに分類できる時間管理サービスです。

UIデザインもシンプルで使いやすく、作業内容や時間を後からでも編集できるため、管理しやすいです。スマホアプリ版もあり、タイマー機能と簡易レポート閲覧機能があります。

公式サイトはこちら

 

5. 「グーグルカレンダー&ドライブ」スケジュール管理 / ファイル共有ツール

GoogleカレンダーはIT/WEB業界でなくても利用しているユーザーが多いと思いますが、アラート機能、繰り返しスケジューリング機能など機能も充実していて、使いやすいツールです。

またファイル共有サービスであるGoogleドライブもファイル共有だけでなく、WEB上で同時に編集できたりするGoogleドキュメント(Word)、スプレッドシート(Excel)、スライド(PowerPoint)なども使えるため、大変便利なツールです。

公式サイトはこちら

 

6. 「freee(フリー)」請求書作成ツール

freee(フリー)を使えば、請求先情報を入力するだけで、請求書をすぐ作成できます。テンプレートのカスタマイズも可能なため、クライアント企業の要望に応じて変更できる点も助かります。

APPSTARSフリーランスでも案件参画時に無料の請求書フォーマットをお渡し可能です。

公式サイトはこちら

 

7. 「確定申告ソフトfreee(フリー)」フリーランスの確定申告アプリ

確定申告ソフトfreeeとは、質問に答えていくだけで、簡単に確定申告の書類を作成できるため、確定申告初心者の方でも安心して利用できます。

スマホアプリを使えば、スマホからでも簡単に確定申告が可能であったり、電子申告にも対応しているため在宅での提出もできるので、フリーランスエンジニアの方にとって大変助かるサービスです。

公式サイトはこちら

 

まとめ

フリーランスエンジニアとして活動していると、本業のプログラミングなどの作業以外にも様々な雑務に追われてしまうと聞くこともありますが、以上のような無料でも便利なアプリやサービスがリリースされていますので、これらのサービスを活用して、少しでも本業の時間やスキルアップの学習時間を作れると良いですね。

フリーランス案件・お仕事にご興味のある方や未経験者でフリーランスについて知りたい方は、お気軽にAPPSTARS(アップスターズ)フリーランスにご相談ください!

 

 

執筆・編集:岡田 崇嗣